
― 妊娠中の悪阻に悩まされた方のケース ―
今回は、妊娠中の辛い悪阻(つわり)に悩まされていた妊婦さんの改善症例をご紹介します。
⸻
●来院時の状況
妊娠5ヶ月の妊婦さん。
妊娠初期から悪阻が酷く、食事がほとんど取れず体重も減少していました。
• 3ヶ月ほど仕事を休職中
• 来院時には吐き気に備えてゴミ袋とバケツを持参するほどの辛さ
• 上のお子さんがいるため入院はできず、病院で点滴を受けてしのぐ毎日
• 起きていることが辛く、寝ている時間が長いため肩や腰の痛みも出ている
• 「日常生活もままならないので、何とかしてほしい」
という切実な思いでご来院されました。
⸻
●施術中の変化
施術を始めるとすぐに、わずかながら体の反応が現れました。
最初は表情に強い疲労感が見られ、呼吸が浅く辛そうな状態でしたが、施術で神経伝達を整えていくうちに、呼吸が深く落ち着き、顔の緊張が和らいでいきました。
途中からは、
• 顔色が少しずつ赤みを帯びて血色が良くなる
• 胃のあたり不快感が和らいできたとご本人が口にされる
といった変化が出てきました。
「さっきまでの重だるさが少し抜けてきた感じがします」と本人も驚かれていました。
⸻
施術後の変化
施術を終える頃には、来院時との違いがはっきりと分かる状態になっていました。
• 血色が明らかに良くなり、頬に赤みが戻る
• 「視界が明るくなった」との感覚の変化
• 全身にまとわりついていた気分の悪さが、施術前の10分の1ほどに軽減
特に「頭の重さがスッと消えて、体が軽くなった」との感想をいただきました。
施術前は表情も沈みがちでしたが、帰る時には「久しぶりに楽に起きていられる」と笑顔を見れたことがとても印象的でした。
⸻
その後の経過
初回施術のあと、さらに嬉しい変化が続きました。
• 施術から2日後
ほとんど悪阻の症状を感じなくなり、食事も摂れるようになったとのご報告。
• 1週間後の再来院時
「あの辛さが嘘のようです」と話され、体調も安定している様子でした。
肩や腰の痛みも大幅に軽減していました。
• 3週間後
仕事に無事復帰。周囲の方からも「顔色が良くなった」「元気そう」と言われるようになったそうです。
• その後の妊娠期間
大きな体調不良もなく経過し、先日無事に出産されました。
来院時には想像できなかったほど回復され、元気なお子さんを迎えられたことを大変嬉しく思っています。
⸻
まとめ
シナプス療法は 神経伝達の異常を整える手技療法 です。
妊娠中の悪阻のように、薬や治療の選択が難しい時期でも体のバランスを優しく整えることができます。
今回の症例のように、日常生活が困難なほどの症状が改善するケースもあります。
妊娠中でお辛い思いをされている方には、ぜひシナプス療法を施術していただきたい思います。