
こんにちは!講師の木村です。
今回は、交通事故後に全身の違和感と不眠に
悩まされていた高校生の患者さんの症例を
ご紹介します。
症状の始まり:交通事故でのケガ
この患者さんは、
自転車で通学中に車と接触する事故に遭いました。
病院では右手首の骨折と診断され、
治療・リハビリを受け、無事に骨折した
骨もくっつき「完治」と告げられました。
しかし、骨は治っているのに
不調が続く状態が始まります。
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見えない不調:全身の違和感と眠れない日々
患者さんは、
完治後に次のような不調を訴えていました。
・全身が重だるい
・サッカーのプレーがしっくりこない
・夜になると体が落ち着かず、なかなか眠れない
このような悩みがあり、今回ご来院されました。
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シナプス療法で見えた「神経の伝達異常」
検査では、体の動きや神経の伝達状態を
詳しくチェックしました。
すると、右半身の神経伝達に異常が見られました。
これは事故の衝撃によって、骨や筋肉だけでなく、
神経系のバランスが崩れていたことを意味しています。
いわば、
「ケガは治ったけど、神経は回復していなかった」
状態です。
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丁寧な施術で「元の自分」を取り戻す
シナプス療法による神経系への
アプローチを行った結果、
・その場で体の違和感が軽減
・サッカーのパフォーマンスも改善
・朝までぐっすり眠れるように
といった、目に見える変化がありました。
その後は痛みや違和感なく、
元気にプレーできているということです。
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まとめ:
「骨が治っても、神経は治っていないことがある」
今回のケースのように、「完治」と診断されても、
身体の深部ではまだ回復していない部分が
あることは珍しくありません。
とくに神経系の不調は目には見えず、
本人しか分からないものです。
シナプス療法を通じて、
こうした見えにくい神経の不調に丁寧に
向き合うことができます。
「見えない不調」こそ、
早期に対応することで回復がぐっと早くなります。